今は暮らしに夢中

引っ越しをした。その日の話は後日じっくり書きたい。疲れたけど不思議な体験だった。

じっくり引っ越しの準備をしていたけど、移動は一瞬だった。引っ越し業者さんは身近な存在に思っていたけど、大量の物、大きい物、重い物を運べるプロで、真似出来るものでは無い。と感動した。

引っ越し業者さんの動きは人間とは思えなかった。気を利かせて段ボールに「重」「軽」と書いて分けておいたのも関係無しに、一度に3個重ねて運んでいた。完全に肉体の勝利、むしろ恥ずかしい気遣いだった。「あの客、段ボールに中身の種類じゃなくて重さ書いていたよな」とネタにされているのだろうか。

引っ越しが終わって新居での暮らしになった。まだそれほど暮らせないし気持ちも慣れない。でももう今まで住んでいたアパートには戻れない。ここで暮らすしかない。暮らしってこんなにも選択肢が無いものだっけと思った。

色々目標も決めたし、色んな人と連絡を取らないといけないけど、今は生活に夢中。整ったらやろう。まだまだ時間がかかりそうだけど。家にいるのに気持ちがそわそわするのはいつまで続くんだろう。慣れない匂いを余計に吸い込んでしまうのはいつまで続くんだろう。家が広くなり嫁が小さく見えて小走りで近づいてしまうのはいつまで続くんだろう。