おかわりもらった

元気な証拠を残します。

めんどくさがりだかなんだかショッピングモール

群馬で買い物に行くぞ!と意気込むと大体ショッピングモールになる。ショッピングモールは田舎の建物がさほどないような広大な土地に出来がちだけど、住んでいる場所から車で30分くらいの場所に2つあって、もう少し足を伸ばしてもう2つある。多すぎない?自慢したい所だけど、少し恥ずかしさもある。

昔、東京に、東京でも都心からかなり離れた田舎に住んでいた時、中学生の時だったか、ショッピングモールが近場に出来ると知ってデパートと何が違うの?と思いながら行ったらデパート特有の縦に大きな建物では無くて横に広くて、はしゃいだ要塞かよと思ってはしゃいだ。中も様々なお店が組み込まれていて少し歩けば全然違う世界観の買い物が出来て、原宿とか新宿とか、都会で歩きながら買い物をするってこういう感覚なのかなと憧れの気持ちに背伸びしてプルプルと足元が緊張した。オープンしたての時は地元でも賑わっていて、ショッピングモールに行ったというだけで(地元の中限定で)シティ感を演出する事が出来た。

その浮き足だった記憶が未だにあって、ショッピングモールに行くと毎度「よぉぉし!買い物するぞー!」とテンションが上がる。買うものをリスト化してこなして行くのは楽しい。何度行っても目的のお店は見失うし、地図を見てもキョロキョロしないとお店は見つからない、目的地の前に他のお店の誘惑に負けてそこではしゃいで当初の目的のお店を忘れてしまう。

便利なもの、可愛いもの、おしゃれなもの、面白いもの、が、どんどん見つかるし、買い物は無限に楽しい。目眩がするくらいに頭がパンパンになって初めて我に返ったらお腹が空いている事に気がついて、フードコートでご飯を食べたり甘い物を食べながら体勢を立て直すのも楽しい。

帰り道は決まってぐったりして、帰って買った物を広げて買った者のメンバー紹介をして生活が賑やかになるのを感じてまたテンションが上がる。生活と夢が生活寄りにアトラクション化されて好き、ショッピングモールが好き。買い物が好き。買い物しながらあまりピンと来るものが無くて「帰ったらAmazonで探すか」と思っていてもAmazonで探さず後日またショッピングモールに立っている。めんどくさがり何だか何だか。もはやショッピングモールの亡霊。

 

……

 

お盆休みに久しぶりにショッピングモールに行って楽しかった日記を書こうとしたのに、テンション上がり過ぎて前置きが長すぎてしまった。死んだ時、迎え盆はショッピングモールを経由するルートでお願いしたい。