おかわりもらった

元気な証拠を残します。

折れた心を泣きながら組み立てる創刊

【今日のはちょい暗いです】

 

今月分の依頼絵の下書きが全部終わって、しかもかなり気に入ってテンションが上がる。今日は4つ清書しよう。そしたら年賀状のイラスト描いて、落書きして、と決めて描き始めたけど、1つ目の段階で寝室でお子様を寝かしつけている嫁から「nenaiyo」とLINEが来て、寝室に行ったらお子様がニコニコして嫁の身体をよじ登っていた。僕が来たら僕の身体もよじ登って眼鏡を取ろうとするから眼鏡を外していたら眼球を取られそうになった。

その後もどうにも寝ないからお子様を真ん中に挟んで寝返りが出来ないようにして遊ぶのを諦めさせて寝かしつけようと思ったら、幸せを感じて僕が寝てしまった。

10割僕が悪いのだけど、朝起きて久々に絶望した。エアコンのタイマーもセットしていないから部屋が寒くて寒くて仕方なくて、それで完全に心を折られて、泣きながら朝ごはんを食べて泣きながらお弁当を用意して泣きながらミルクを作って泣きながら食器を片付けて、もー!!と叫んで気合いで心を支えて家を出たら隣の家の旦那さんと初めて顔を合わせて「おはよう、早いね。俺が言えたことじゃないか!」と話して、遠目でみたら新垣隆さんに似ているな。と思って、でも旦那さんの顔はぼんやりとしか思い出せなくて、僕の記憶では新垣隆さんの方がイメージがしやすいからどうしても新垣隆さんに寄っちゃう!でも違うんだよ!と格闘して、そんな事を考えていたら心がいつも通りに少し戻った。

 

時間を作れても体力と気力が無いのが問題で、気の重さに潰されそうになる。やっぱり色々やり過ぎたものをいくつか辞めないといけないのかも知れない。前にテレビを観ていたら僕らの時代で俳優が「自分だけでなく、家族を犠牲にする覚悟が無いと役者は出来ない」と言っていて、役者でも無いし趣味とは言え僕にはその覚悟は無いものは続けられないや。嫁は優しいからやりなよとは言ってくれるのだけど。

イラストは続けたいな。心の憂さ晴らし。その為にはお金の事、もう少しちゃんとしないとな。という。

楽しい事なのかも知れない

資源ゴミの日、引っ越してからの初資源ゴミ。引っ越しや家電の買い替えで出た段ボールが山のようにあり、この日を逃すと次は来月、気合いが入り前日は本を読んだりテレビを観たり絵を描いたりはほどほどに早目に寝た。布団に入った瞬間に「ゴミの日の前日に気合を入れて早めに寝る」という行為が、今の僕の生活の風景で、僕の視界の方向だ。と思ったけど不思議と拒絶は無かった。

朝は嫁も起きてくれた。つられてお子様も起きて、僕が玄関で段ボールをまとめていたら笑いながらハイハイをしてこっちに来てくれた。何か楽しそうな事をしていると思ったのかな。そんな事ないよ。これは生活。と思ったけど、お子様にそう見えているのなら、これは楽しい事なのかも知れない。

ゴミは何の滞りもなく出せた。漫画雑誌が沢山綺麗に並べて捨ててあって青空市みたいだ、

と見惚れてしまったけど、すみません、と思いながらその横に売れそうにない段ボールを並べて職場に向かった。

 

仕事は急ぎで!というオーダーがどんどん来て少し落ち込み気味だったけど、先輩が「怒っても良いんじゃない?」と言ってくれて、あ、怒ってもいいのか。と思ったら気持ちが楽になった。

 

今日は嫁とお子様は実家にお泊りだから夕飯どこで食べよう。と帰り道にずっと考えていた。せっかく引っ越ししたんだし、新規開拓しようと思ったけど、地元の常連で賑わっている場所に1人で入る想像をしたら勇気が出ず、結局チェーンのゆで太郎に「大学生の頃よく行ったな。懐かしい。懐かしい気持ちに浸る為に行こう。」と言い訳しながら入った。懐かしい。というよりも、このまま大人になったなという気持ちだった。

 

嫁とお子様がいない家は寂しいかなと思っていたけど、トイレの換気扇が1階も2階もついていない事に気がついて、そういえば現場監督に説明聞いたけどすっかり忘れて放置していた謎のスイッチが洗面所の上の方にあったなと思って押したらどちらも動き出して謎が解けた!!と言わんばかりにテンションが上がって何度も往復して確認して嫁にLINEを送って盛り上がったからあまり1人という感覚も無かった。

 

テレビを付けて水曜日のダウンタウンを観たかったけど、レコーダーが同期のサクラと日曜チャップリンを録画していて、2番組録画の時はチャンネルを切替えられなくて観れないじゃん!と途方に暮れていたらそういえばいらないのに付いてきたお風呂のテレビがあるじゃん!と思って、洗面所に座ってお風呂のテレビで観た。こんな姿、嫁に見られたら呆れられるな。

 

その後プラスチックゴミをまとめて、弁当箱を洗って、依頼頂いた絵を描いて、布団に入りながら落書きをしていたら眠くなって、寝る瞬間の気持ち良さをはっきりと感じながら寝た。

躍動感ステーキ

後輩の結婚式の引き出物のカタログギフトで頼んだステーキが届いた。焼く前の生肉を嫁がドヤ顔で持っていて、嫁が狩ったの?の思うくらい達成感のある顔つきでずっと持っていた。そのまま嫁が焼いてくれているのを覗き込みながら写真を撮った。

肉が焼かれるとじゅわ〜という音と共に肉が活きいきとしだしてその度に嫁と歓声を上げた。肉もパチパチと拍手の様な音を出していて、あれ?主役は誰なんだ?と思いながら眺めていた。

焼かれたステーキは僕が昔面倒を見ていたパートの方がくれたベトナムの塩をかけて食べた。ライムも入っている爽やかな塩と脂たっぷりのステーキがバッチリハマった。肉の強い主張を塩が抑えつつ、でも良いところはシャンと引き立たせていて、お前ら夫婦みたいだな〜〜!!と囃し立てながら食べた。いけないことをしているくらい、僕の人生にはまだ勿体ないくらい美味しかった。手のひらを2つ並べたくらいの大きさがあって、食べきれなかったら明日ステーキ丼にして食べよう。と嫁と話していたけど、明日にすると美味しさが半減するのを恐れてか本能で全部食べた。

この肉が血となり肉となる、、、とか期待していたけど、実感としては全くなく、ステーキの思い出が早速こびりついて離れなくて、思い出の肉と空想の筋肉でお終い。毎日している食事が1つの思い出になるだけでも充分か。

 

 

面識はあるけど、距離感はふわふわしている方と通話をした。あんまり書くと勘が鋭い方に感づかれそうだから詳細は書かないけど、LINEに登録した時に名字も出て、そうか、この人にも名字があるんだ!と興奮してそれをその方に話したら「あるんですよ笑」と優しく包み込まれた。基本的に恋愛の話をして、最後の最後はお互いの名前の由来話をして、褒め合って、何で月曜日の夜中に男同士でこんな話をしているんだ?と思ったけど楽しかった。

寝室にいた嫁にその事を話したら「男同士の恋バナだ!」と目をキラキラされて、それで我に返って恥ずかしくなった。

踊りながらご飯を待つ

嫁と炊飯器とオーブンを買いに行った。オーブンは食パンを2枚同時に焼けるかどうかを嫁がこだわっていて、それが何だか嬉しくて恥ずかしくなって、一人で2枚食べるの?と言いかけて慌てて自分を止めた。中学生の恋愛か。

僕はひっそりと水を入れてふっくら焼き上げられるというスチーム機能のオーブンが良かったのだけど、いらないと言われて否定する情報も熱量も無かったから黙っていたけど、何となくの流れでスチーム機能が付いているオーブンを買うことになった。嫁ももしかしたら気になっていたのでは?と思って聞いてみたら「そんな機能あるの?いらなくない?」と言われて、余計な事言っていたら買えなかったな。とホッとした。ちなみにスチーム機能と言っても、オーブン内に水を入れる皿があるだけと言われればだけなんだけど、正直焼くのには邪魔な位置だけど、今は楽しみが増えてワクワクしている。

 

炊飯器は、種類がありすぎて値段1万から10万までと幅広くてたった3列の棚に途方も暮れた。一生決められないのでは?とネットで調べていたら店員さんが「宜しければ紹介しますよ」と言って来てくれて「助けて下さい!!!お米ってどうやって炊くんですか!!」とすがった。店員さんは丁寧説明してくれて大分理解できた。お米の種類によって炊き方を変えてくれるものもあったり、水の量を学習して教えてくれる機能もあったり、おかずによって柔らかさを指示してくれる機能もあったり、圧力でこう炊くから〜とか。流石はプロ。しかし理解は出来たけど、結局何が良いのかわからず「おすすめとかあります?」と聞いたらパナソニックの「Wおどり炊き」というものを勧めて貰った。「これはどういう炊き方なんですか?」と聞いたらそれまでは専門用語をバンバン使っていた店員さんが「これはお米が踊るように炊きます」と言って来て、「え?」と戸惑っていたら「2種類の踊り方で炊きます」と畳み掛けて来て、???????となった。それは美味しいの?楽しいの間違いじゃなくて?と思ったけど、もの凄い熱量で推して来て、あ、この人熱量で押し切ろうとしている!と思ったけど、興味が湧いて来て、買おうかなと思って値段を見たらダンスパーティーは中止。稲穂はしまって下さい!ほらそこも!発芽米の髪型も辞めろ!

しぶしぶ他に勧めて貰った圧力なんちゃらで炊く安い炊飯器にした。大きさは、毎日炊くし、子供が大きくなったら買え変えようという事で3号にした。

帰ってご飯を炊いたら前の炊飯器よりも格段にお米がピン!としてツヤツヤで、踊り出すくらい美味しかった。踊らせ炊きの炊飯器を勧めてくれた店員さん。ありがとうございます。

大人だからこそ、ボロボロになるまで殴り合ってくれ

少し早めの会社の忘年会。会社の人達は好きです。仕事を続けられているのも人に恵まれたからだな。という気持ちはある。けど、もうどこの誰よりも、家族よりも一緒にいる時間が長いから(会話する時間は家族のが長いけど)、こう改めて話しましょう!みたいな場を設けられると妙に緊張する。でも普段バリバリ仕事をしている先輩や上司がお酒が入って家族の話や自分の話をするのをシラフで聞くのはとても好き。

 

帰りは、先輩と同期を車で送ってから帰った。途中、昔に住んでいた道を通って懐かしいなと思って興奮していたら、夜中と疲れなのかいつもと違う景色に見えて妙に不安になった。嫁と子供がいないと、こんなにクールな街だったのか。

 

、、、

 

今や活動していない劇団の仲間というか、後輩と会った。わざわざ群馬まで来てくれて、おかげでお子様も連れて行けた。僕がガストやロイヤルホストでいいのでは?と嫁に言ったら鼻で笑われ、せっかく群馬まで来てくれるんだし、と気合を入れて普段行かないようなオシャレなパスタ屋を探してくれた。

近況や今までの事や色んな話を聞けた、元気そうで何より。行く前は嫁と「もうしばらく芝居は出来ないよね」と話していたけど、お昼を食べながら「また芝居やりたいな」と嫁が前のめりで話していて、そのキラキラした姿が何だか嬉しかった。

お子様は可愛い可愛いと愛でられて、満更でもない顔をしていた。帰ったら幸せそうに眠っていた。

 

夜は友達と電話をした。彼氏の話をぽろっとこぼしたら会話を詰まらせて、あ、聞こえなかったのかな?と思ったけど、そのまま流していたら、どうやら友達にお戻りになられたらしい。

僕はどうにも恋愛で恋人同士が友達に戻ると言うのが納得いかないから必要以上に食い下がってしまった。多分話を聞くだけで良かったんだと思う。2人の間で解決したことなのに。これはとてもとても反省。

でもどうしても、今まで恋をして育んで2人が培った時間を友達に戻す。というほどきかたで決着出来るものなのだろうか。友達に戻れるなら別れる必要があるのかと思うし、そもそも付き合う必要もあったのか?とさえ思う。他人と他人同士、ボロボロになるまで向き合う覚悟で付き合ったんじゃないのか。片脇に抱えながら、視界から消えずに人間関係の1つを終わらせる。と言うのがどうしても納得出来なくてすっごくモヤモヤした。人間の思い出てそんなに簡単に切り替えられる仕組みではない。歩み寄った結果が別れって、ちょっと待ってよ!と思う。まだ、なんとかなるんじゃないのか、、、と

これは一個人の意見だし、これで2人が良いなら何にも言えないのだけど、別れてお互いの事を本当に思いやるなら視界から消えるくらいの事をして欲しい。必ず傷つくタイミングが来る。

離れるのが抵抗あるならもう少し考え直して欲しい。何で思いやれる2人が別れないといけないのか。そんなの、寂しすぎるよ。

 

こんな事、言ってもしょうがないし余計なお世話だし恋愛が全てでは無いにしろ、人生の中でとてつもなく大きな部分を占めるものだろうから、どうかどうか、本当にどうか、僕にとってはとても大切な2人なので、どうか幸せになって欲しい。

 

転職おしまい

思いっきり寝坊した。家を出る時間に目が覚めた。しかも週に一度のプラスチックゴミの日だった。準備をするというかほぼそのまま家を出た。ゴミは前日玄関に出しておいたのでそのまま車に放り込んだ。ゴミ捨て場にはまだゴミは1つしかなく、僕がゴミを捨ててもまだまだ場所には余裕があって、優雅なもんだな!こっちは遅刻しそうなのによ!とゴミに悪態をついて職場に向かった。遅刻はしないで済んだ。

 

仕事は余裕を構えて2日ほど定時で帰っていたら暇だと思われたらしく、また新たな重め仕事を頂いた。年内はゆっくりしたいけどな。こういう時は「貧乏暇なし」と何度か唱えて自分の立ち位置を確認する。仕事しよう。

いつもより多目に残業した。やはり片道1時間の運転は嫌いではないけど疲れるみたいでご飯を食べて子供と少し遊んで嫁と少し話したら1日に満足してしまうみたいで眠たくなってしまう。23時を過ぎたら1日に諦めを感じる。前の家では2時くらいまで起きていたのにな。

 

1日少しずつ、今までのため込んだ生活を整理しようと思っていて、この日は転職サイトの退会をした。半年くらい前に登録して、毎日来るメルマガを消すだけの転職活動だったな。いつでも転職したるぞ!!という意志をどこかに向けたかったのかな。転職する気満々だったのに何故か出世をして、現金だからそれでやる気が出てしまった。

色んな会社があるという事が分かって色んな人がそこで働いている事が分かって良かった。当たり前だけどね。それぞれの会社にプロフェッショナルがいる。それを想像すると楽しい。(現実にそれは生活やらで触れていることなんだろうけど)

 

子供とキッザニアに行きたいな。

ぶつかりながら気長に生きていく

年末に向けて仕事の整理をしようと思ったら、ドスンと大型の仕事が来て、しかも年内に欲しい。と言われた。仕事の整理、規格や仕様関係に手を出してしまったから途中では辞められず、少し困った事になった。やはり業務とは別にこういう足場を固める人は欲しいと思った。技術は足場が大切。でもそんな人いらない、業務の合間にやれ。って言われるんだろうな。

 

帰って夕飯を食べながら嫁とスカーレットを観た。主人公と恋人になった男性を嫁がずっとかっこいいと言ってはしゃいでいた。

 

子供を嫁が寝かしつけて、それから一緒に同期のサクラを観て、絵を描いて本を読んで寝ようと思っていたけど、子供の寝かしつけの様子をみに行って気がついたら23時だった。そこから何かを諦めたかのように糸が切れて一緒に寝てしまった。

 

最近ずっと頭の中がウガウガしている。やりたい方がやらないといけない。という思考になって、期待が膨らんで楽しいを邪魔する。我ながらとんでもなくめんどくさい性格に産まれて来たなと思う。色々と考えた結果、生きるのってしんどい事だよね。という壁にぶつかる。でもそこで終わりじゃなくて、じゃあ違う方向は?となれたことが最近の収穫。ぶつかりながら気長に生きていくよ。終わらせる必要はない。