結婚式ダイジェスト4(披露宴中盤)
時間は適当です。
11:20 歓談タイム
ひっきりなしに写真を撮りに皆が来てくれる。嫁の友人に対してはどんな顔をしていいのか全くわからない。かやの外というわけではないけど、呼ばれても無いのに来てしまった人みたいな気になっていた。
「写真撮るのに俺、邪魔かな?」とつい嫁に言ってしまった。冗談だと思われた。
冗談だと思われて良かった。
11:30 ケーキ入刀
結婚式といえばケーキ入刀、「初めての共同作業」と言われるけど、実際はケーキの端にちょっと切り込みを入れるだけだった。書き初めみたいだな。と思った。
11:35 ファーストバイト
かっこよく言っているけど、ケーキの食べさせ合い。
「私は美味しいごはんを作るから、お前は一生食べ物には困らせるなよ。」とかそんな意味があるらしい。
ケーキをスプーンで食べさせ合うのだけど、スプーンの大きさを大きくするかしないかで打ち合わせでかなり揉めた。(僕は大きなスプーンに抵抗があった)
結局、大きなスプーンを使うことにした。ただし、嫁に台詞を言わせた。
新郎から新婦へ普通のスプーンでケーキを食べさせる。
新郎「このケーキのように甘い生活を送ろうね。」
新婦から新郎へ大きなスプーンでケーキを食べさせる。
新婦「私との生活は甘いだけじゃないからな。」
なにしてんだか。
ちなみに嫁が僕に大きなスプーンで食べさせているときにテンションが上がったのか、ケーキを顔に押し付けて来た。ある意味美味しかった。
衣装のジャケットがベタベタになった。
11:45 中座
お色直しの為にお世話になった方と一旦退場。
お互い祖父母と退場。
祖父母と手を繋いだ。「この年になって恥ずかしい」と僕よりも祖父母が感じていた気がする。祖父母がやたら陽気になったのがなんだか嬉しかった。
11:50 お色直し
嫁の可愛い第二形態へ
僕はジャケットの中のベストを変えるだけだったから暇だと思ったけど、嫁がめちゃめちゃにつけてくれたケーキがシミになってしまった。
ラストまでにシミを落とすからジャケットを貸してくれとスタッフに言われる。
衣装合わせのときにベストだけの自分をみて「田舎のうさんくさいマジシャンみたいだ」と思って上着も羽織ることにしたから嫌だなぁと思ったけど、
周りから「ベストだけのが爽やかで素敵!かっこいい!」と言われていい気になって、ジャケットを預けた。
嫁はピンクと赤の中間みたいな色のドレス。大人っぽくなって綺麗だった。
結婚式に憧れる気持ちを改めて再確認した。
その憧れる結婚式を自分としてくれるんだから幸せ者だなと思う。
12:10 会場で生い立ちムービーが流れる。
裏からは音楽だけ聞こえる。笑いを狙ったつもりは全くない写真のチョイスだったのに、なぜか会場から笑い声が聞こえる。なぜだ。どれだ。
次で書き終わりそう!!!!!