おかわりもらった

元気な証拠を残します。

ゆっくり地味に人生を振り返る

嫁と子供と散歩をした。日中はまだまだ暑いから夕方に。

夕飯はモスバーガーにしようとなり、目的地が決定。途中にある絵本屋に寄る。子供はまだ4ヶ月であうあうしか言えないから確実に気が早いのだけど絵本を4冊も買ってしまった。子供に対しては色んな事が先走ってしまう。今だって一瞬なのに。

でも子供には色んな絵本を読ませたい。色んな事に興味を持って欲しい。こんなに楽しい事が溢れているのに、僕はそれに気付くのに25年くらいかかった。

何を始めるにも遅い事は無いと言うけれど、それは成功した人の言い分でしょうと思うから僕はそうは全く思わない。自分で稼いで好き勝手出来るようになって、それから色んなものが見れた。

それが普通な気もするけど、もう少し選択肢があっても良かったんじゃないかと、もう少し早目に複数の逃げ道を用意しておいても良かったんじゃないかと思う。安定した暮らしだって、少し気が迷えば崩れるし落ちるし緊張しっぱなしだよ結局。

くるりの春風に「揺るがない幸せが ただ 欲しいのです」という歌詞があるけどまさに、まさにその通りだよ。

 

モスバーガーを食べながら思い出したのだけど、子供の頃はマクドナルドが好きで、でも父親はモスバーガーのが好きで、でもマクドナルドが良くて、子供というのを自覚しつつもマクドナルドをせがんでいたな。今はモスバーガーが好きで好きでたまらないのだけど、この切り替え?の瞬間はやっぱり無自覚のままだったな。

ぼーっとしていたらどんどん過ぎていくし変わっていくし、でも振り返った時にハッと気付ける楽しさはある。

産まれて4ヶ月の時の記憶なんてないからまだ子供と僕の子供の頃をガッツリ重ねる事はないのだけど、いつからか重ねるんだろうな。それはとても楽しみだけど、子供をスクリーンにするのはちょっと抵抗あるな。子供に押し付けなければいいのかな。