男気ヤクルト
冷蔵庫が来た。
勢いで新居に住む日を決めたから冷蔵庫を運ぶのが大分遅れた。1週間くらい冷蔵庫が無かった。
僕が「ぬるいお茶も慣れて来た」と嫁に言ったら「それはない」と一蹴された。そんな日が終わるのだ。
また、いかにもな先輩と後輩さんが運んでくれた。何これわざとなのか。そういうサービスなのか。
そのあと冷蔵庫の電源を入れて仕事に行った。職場は誰もいなかった。ここしばらく休日出勤は賑やかだったから嬉しい。皆、金曜日、土曜日出ていたみたい。
ハライチとエレ片のラジオを聴きながら仕事した。あんまり手につかなかったけど休み明けのリハビリだと思うことにした。自律神経がズタズタになった気がする。
帰ってから歩いてスーパーに行った。嫁が風邪みたいだから雑炊を作ったけど水気がなく、まるでおじやみたいだった。美味しかったから良しとするけど、思っていたものと違うものが出来るのはなんだかモヤモヤする。料理は科学。どこで間違えたのだろうか。
最近ストレスなのか全身痒かったりぶつぶつができたりしていて、これはもしかしたら血行が悪いのでは?と思い、ちゃんと湯船に浸かろう。と決意。
それに伴い、禁断の湯船読書を始めることにした。恐る恐る、川上未映子の「愛の夢とか」の文庫を持っていく。
案外濡れなかったしすぐ乾く。文庫本は進化していた!お風呂でも読めるようになっていた!もしかしたらお風呂のお湯が文庫本を濡れにくく進化していたのかもしれない。
唇に厚みを感じて舐めてみたらしょっぱかった。汗をかいたのなんて久しぶりかもしれない。
ちゃんと外に出さないと内側で暴れてしまうのだろうか。ストレスは本当にペットみたいだ。可愛くないけど。