大きな虹を立ち止まって見ているが よく考えたら進行方向は虹の方
出勤で車を運転している途中、信号もない、交差点もない場所で渋滞していて事故かな?と思ったら圧倒されるくらい大きな虹がかかっていて、これが原因だという事にした。
小学生の頃、虹はどこからでて、どこに伸びているのかをひたすらに考えていた事がある。自然と言うには精密で、人工と言うには不確かで、人の想いに似ているなと思った。誰かが誰かに送っているものだろうか。だったらいいな。ごめんね。とか、ありがとう。とか、好きだよ。とか、おはよう。とか。何とでも汲み取れる。そんな色をしている。今でも変わらない。
「家を出たら目の前から虹が出ていてどうやらあなたの家の方向に伸びていそうで思わず「虹伸ばしたんだけど、ちゃんと届いてる?」とメールを送ったら入れ替わりであなたから全く同じメールが届いた。」
noteでコラムを書きたくてそのタイトルを2週間くらいずっと考えていてやっと、やりたい事も含めてのタイトル候補がやっとできた。
「寝る前に冷蔵庫を開ける」
「寝る前に開ける冷蔵庫」
どっちも言っていることは同じ。寝る前、歯を磨いた後に冷蔵庫を開けるのは今日への執着と明日への楽しみが混じっている気がして、そんなものが書きたいなと思った。
前者の雰囲気はきっと今までやってきたやり方と同じ。日常感というか我が強くなく、こぼれたものを好きに拾ってね。という感じがする。言わば保険だ。安心感もある。
後者はわくわくの期待値があがるような気がする。割と攻めていて正直性に合わない。
位置が変わるだけでこんなに雰囲気変わるんだね。と嫁と寝室で子供を一緒に寝かしつけながら話した。子供は布団をハイハイしたり突然ゴロゴロとするのが楽しいらしくはしゃいでいた。
「でも今回は頑張りたいと思うんだよね。変わらないと煮詰まったままだろうし。後者にしようかなと思っているんだよね。ガツガツ行きたいんだよ。」と言ったら「確かにあなたらしくないけど、いいね」と言って笑ってくれた。
どっちにしようかな。