消化出来ないゴミをどさどさ重ねる
3日連続のゴミ捨て初日。燃えるゴミ以外のゴミ捨て場がそれなりに遠くて車で行っている。朝早く、誰もいない公園にどさどさとゴミを重ねるのは楽しい。これが帰ったら無くなっているのを見たり想像したりするのが好き。野生の動物が持っていったんだろうとか想像したりする。捨てた炊飯器を使ってご飯でも炊いているのだろうか。とか。でもこの日は他にも捨てている人がいて気がついた瞬間にビクッとしてしまった。悪い事をしている人だと思われたかな。いや現実に戻った瞬間なだけなんです。変なものも捨ててないです。いや、生活の不用品なんてまともなものないかも知れないけど。
帰ったら頼んだ本が沢山届いていた。5冊中2冊が短歌の本で、そういえば最近短歌が好きだなと思った。短歌は言葉を言葉のまま物質化した気がする。手に取れる持ち運べるような。感情や情景や今や昔や未来の情報がそこにギュッと詰まっている。何よりもそのギュッとしたのが人間だと確かに思えるのが好きなのかも知れない。子供の頃、飛び出す絵本を初めて読んだ時の感動をはっきりと覚えていて、それと近いかもしれない。
どうしたら伝わるんだろう?と思う事を、短い言葉にしてからゆっくり開いていく事を、最近してみたい。時間をゆっくりしたい。