おかわりもらった

元気な証拠を残します。

楽しい事なのかも知れない

資源ゴミの日、引っ越してからの初資源ゴミ。引っ越しや家電の買い替えで出た段ボールが山のようにあり、この日を逃すと次は来月、気合いが入り前日は本を読んだりテレビを観たり絵を描いたりはほどほどに早目に寝た。布団に入った瞬間に「ゴミの日の前日に気合を入れて早めに寝る」という行為が、今の僕の生活の風景で、僕の視界の方向だ。と思ったけど不思議と拒絶は無かった。

朝は嫁も起きてくれた。つられてお子様も起きて、僕が玄関で段ボールをまとめていたら笑いながらハイハイをしてこっちに来てくれた。何か楽しそうな事をしていると思ったのかな。そんな事ないよ。これは生活。と思ったけど、お子様にそう見えているのなら、これは楽しい事なのかも知れない。

ゴミは何の滞りもなく出せた。漫画雑誌が沢山綺麗に並べて捨ててあって青空市みたいだ、

と見惚れてしまったけど、すみません、と思いながらその横に売れそうにない段ボールを並べて職場に向かった。

 

仕事は急ぎで!というオーダーがどんどん来て少し落ち込み気味だったけど、先輩が「怒っても良いんじゃない?」と言ってくれて、あ、怒ってもいいのか。と思ったら気持ちが楽になった。

 

今日は嫁とお子様は実家にお泊りだから夕飯どこで食べよう。と帰り道にずっと考えていた。せっかく引っ越ししたんだし、新規開拓しようと思ったけど、地元の常連で賑わっている場所に1人で入る想像をしたら勇気が出ず、結局チェーンのゆで太郎に「大学生の頃よく行ったな。懐かしい。懐かしい気持ちに浸る為に行こう。」と言い訳しながら入った。懐かしい。というよりも、このまま大人になったなという気持ちだった。

 

嫁とお子様がいない家は寂しいかなと思っていたけど、トイレの換気扇が1階も2階もついていない事に気がついて、そういえば現場監督に説明聞いたけどすっかり忘れて放置していた謎のスイッチが洗面所の上の方にあったなと思って押したらどちらも動き出して謎が解けた!!と言わんばかりにテンションが上がって何度も往復して確認して嫁にLINEを送って盛り上がったからあまり1人という感覚も無かった。

 

テレビを付けて水曜日のダウンタウンを観たかったけど、レコーダーが同期のサクラと日曜チャップリンを録画していて、2番組録画の時はチャンネルを切替えられなくて観れないじゃん!と途方に暮れていたらそういえばいらないのに付いてきたお風呂のテレビがあるじゃん!と思って、洗面所に座ってお風呂のテレビで観た。こんな姿、嫁に見られたら呆れられるな。

 

その後プラスチックゴミをまとめて、弁当箱を洗って、依頼頂いた絵を描いて、布団に入りながら落書きをしていたら眠くなって、寝る瞬間の気持ち良さをはっきりと感じながら寝た。