おかわりもらった

元気な証拠を残します。

理想の秋を作ろう。創刊号

秋は季節の中でも1番人気と言っても過言ではないけれど、ここ数年、「秋」をちょうど良い季節として感じた事があまりない、秋なのに寒いとか暑いとか秋になったかと思ったらもう一瞬で冬になったとか。掴めないまま秋は終わる。ずっと皆で幻想の秋を追いかけている気がする。何をするにも対策が立てにくくて不安定な季節。僕が1番体調を崩すのは秋かもしれない。けど、何だかんだ秋が1番静かだから好きだったりしてしまうかも。

 

今日も定時で帰った。帰ってからイラストを描いたりグッズの準備をしなければならなかったけど、前日2時まで起きていたからか22時で限界を感じて子供を寝かしつけてそのまま一緒に寝てしまった。

子供を寝かしつける際、寝かしつける為の音楽がApple Musicにあったから流してみたら妙なノイズをバックにオルゴール調の綺麗な音楽が流れ出した。ノイズは「コオオオオオ」という音で母親のお腹の中の音を再現しているらしいのだけど、子供は10ヶ月もこんな魔界みたいな音を聴いて来たのか、だから生まれたては人間の形をしていなかったのかなと思った。あと、大人が聴くと、もうここには戻りたくても戻れないという寂しい気持ちになる。童心がまだあるのは少し恥ずかしいけど、成長って何かを失う事ではないんだな。と鼻息を荒くして僕の身体を登ってくる子供と自分を重ねて思った。

そうすると、歳を取る事は「成長」では無いのだろうか。

 

それにしてももう冬なのか。寒がりだから冬は特に家に引きこもってばかりな気がする。子供もいるし今年こそ家に引きこもりそうだけど、「冬だけど〜した」というような逆接ではなくて「冬だから」と言う事、沢山出来たらいいな。