おかわりもらった

元気な証拠を残します。

シャワーみたいな花火を道路に撒く

お盆休み前に会社の飲み会があって、普段仕事の話しかしない人とプライベートな話をしたのだけど終始あわあわハラハラしてしまった。僕はどうやら人と何を話せばいいのか分からなくなってしまっているらしい。

どこまで踏み込んでいいのかとか、さらけ出していいのかとか分からなくなってしまっているらしい。昔はもう少し友達が欲しいとガツガツしていた気がするけど、もうプライベートの人間関係は満足しているのだろうか。まだ音だけで言葉を発しない子供とばかり話しているからだろうか。イラストで人をおびき寄せてからじゃないと会話をしていないからだろうか。

何にも話さない方が良かったんじゃないかってくらい空回りしていた気がする。次は何かと理由つけて断ろうかな。

 

お盆休みは友人とバンド合宿に行った。バンドってあの音楽のバンドです。思春期の頃は特にバンドに憧れていて学校のステージとかでやれたらなぁなんて妄想したりしていたのだけど、まさか30歳になってからやるとは。特にライブをやるとかどうなりたいとかないけど、やっぱり音楽って楽しい。僕には曲を作るという脳が一切ないから曲について打ち合わせしている友達を羨望の目で見つめながら、必死について行ってはいたけど、訳が分からない事が形になる瞬間が、それが整って行くのが楽しくて嬉しくて仕方なかった。色んな楽器が重なって一つの音楽になる瞬間が未だに不思議。音楽って掴めないのにくっきり存在していて、掴めないのに身体を打って起こすし、自分で生み出しているのに掴めない。のが好きなのかも知れない。身近なんだか遠い存在なんだか。音楽は中学生の時から大好きで聴ける瞬間があればひたすら聞いていたけど関係が未だに分からない。

楽しかったな。青春じゃん。歳とった感じしないよ。と思ったけど、友達が買ってきたシャボン玉を吹いていたら途中で息が苦しくなって、青春モードは終了。運動しようね。

 

それと線香花火をしたのだけど、つい最近まで線香花火の良さ、風情を知っているのはカッコいい事だ!と思って、ビジネス線香花火好きをしていた。本当はシャーー!!とシャワーみたいに流れ出す花火を持って走るのが好きなんだけど、合宿でやった線香花火を見ていたら無性にグッと来てしまった。

どんな結末になっても切ない線香花火。落ちて終わっても落ちなくて終わっても火が途中で消えて終わっても切ない。終わりが全てじゃないのだろうけど、こんなに終わりに向かって演出をしていく花火だったのか線香花火。線香花火の良さはまだ知らなくて良かった気がする。子供が花火をするようになって線香花火つまらない!!ってなっても、それでいい。って思うだろうな。

一緒にシャーーー!と言いながら、シャー!という花火がしたいな。