休む師走
久しぶりの芝居の稽古。
基礎練をしたらすぐに筋肉痛が来て階段を上るのが億劫になった。
それから3日。まだ治らない。痛い。身体の不調で歳を感じるのは物悲しいものである。稽古で同期が「本番来る頃には30歳だよ」と言っていてどよめいた。
そうなんだよな。
20歳だーってお酒のもーってなった時からなーんにも変わってない気がしているんだけど、あれから10年も経ったのか。
ちゃんと歳をとって終わりに向かって行っている。それが悲しいとか寂しいとか思えるなんて幸せな証拠だよね。なーんて自分を守ってみても悲しいものは悲しい。今まで出来ていたことがどれだけ出来なくなるんだろう。
もう生産は無しで人生の精算を、というか、今あるもので楽しめればいいかな。と思っているんだけど、それも思うように行かなくなるんだろうか。
なんだかんだ新しい人生を生産、しちゃうんだろうか。
未来にワクワクではなく、おどおど。
今の生活がそのまま続けばいいのに。歩く元気も走る度胸も今はない。寒いし筋肉痛だし。そんな事していたらまた春が来る。思えばここ数年この繰り返しだったな。
何の為に?のハードルがどんどん上がっている。
やらない為の、楽したい為のハードルなのに、上げたせいで飛び越える筋肉をつけないといけなくなった。また、筋肉痛。